1966年 「カップ入り水ようかん」発売
1966年に夏の主力商品として「カップ水ようかん」を発売。これに先立ち「水ようかん」を製品化、当時では画期的な熱殺菌を施した商品であった。しかし、初代の水ようかんは殺菌が不完全で、長期保存に難点があった。問題は容器にあり、高温殺菌に耐え、空気を遮断する容器の開発に注力。1966年に98度以上のボイル殺菌に耐えられるポリカーボネイト容器を開発、その後、1980年にはレトルト殺菌も出来るポリプロピレン容器を開発し、長期保存、大量生産、味の3つのテーマをクリアした。カップ入り水ようかんの歴史は殺菌と容器技術の歴史でもあった。