2006年 井村屋(北京)食品有限公司設立
中国の現地法人 井村屋(北京)食品有限公司を2006年11月に設立し、翌年より工場のある北京市を中心として中国市場向けにカステラの製造販売を開始した。中国語ではカステラのことを「可思甜楽(カー・スー・ティエン・ラー)」という。これは井村屋が中国語の発音と意味を漢字に当てはめ独自に命名した名前。現在、日本ではスタンダードな長崎カステラ「プレーン(原味)」に加えて「抹茶味」、「チーズ味(芝士味)」の3種を販売している。中国へは基本的なビジョンとして「日本のおいしい和菓子を中国の方にも味わっていただきたい」との強い思いをベースとして進出した。まずは、第1弾の商品である「可思甜楽」を中国市場に定着させることに注力した。
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